あまり行ったことのないところに行きたいと思い立ち、鳥取(東部)に行って来ました。
鳥取県は美しい自然景観と深い歴史を誇る地であり、その中でも「因幡の白うさぎ」伝説は非常に有名です。
この伝説にゆかりのある神社を訪れ、足跡を辿ります。
中国道佐用Jから鳥取自動車道に入ります。
なんと鳥取自動車道は無料なんですね! これは有り難いです。
賣沼神社へ
早朝に大阪を出たので、順調に進みました。
河原インターを降ります。
すぐに道の駅「清流茶屋かわはら」があります。
道の駅はまだ開いていない時間なので後に寄ることにして、最初の目的地、賣沼神社へ向かいました。
賣沼神社は因幡の白うさぎ伝説のヒロインである八上比売命が祀られています。
鳥居の近くには大国主命と八上比売命をモチーフにした石像が立っており、神秘的な雰囲気が広がっています。
住所 | 〒680-1212 鳥取県鳥取市河原町曳田169 |
電話番号 | 0858-85-0046(河原城) |
アクセス | ・鳥取自動車道 河原ICから約5分 ・JR鳥取駅から車で約20分 |
駐車場 | あり |
第2章:福本白兎神社への巡礼
次に訪れるのは福本白兎神社です。
田畑の中にひっそりと佇む白兎神社は、うさぎの狛犬が迎えてくれます。
こちらは天照大神(あまてらすおおみかみ)が現八頭町の中山に降臨されたとき、白うさぎがあらわれ道案内をしたと伝えられています。
福本白兎神社は、素兎神と稲生神を祭神として祀っており、その神聖な雰囲気に包まれます。
こちらでは駅中の案内所で御朱印をいただくことができるようです。
住所 | 〒680-0462 鳥取県八頭郡八頭町福本 |
アクセス | ・JR郡家駅から徒歩で約15分 |
駐車場 |
砂丘散歩
お昼ご飯
ここから白兎の伝説とは離れますが、せっかくなので、砂丘へ行きます。
目的はもう一つあり、この辺りで人気の海鮮丼のお店「鯛喜」さんでお昼を頂きたいと考えてました。
このタイミングで道中、ダメ元で電話を入れてみると10時45分と12時30分なら空いてると!朝食を食べそこねているので早めの午前10時45分でお願いして、砂丘へ向かいました。
車は見晴らしの丘の方の無料駐車場に停めて砂丘博物館の横を降りて行きます。リフトで砂丘に行くのも考えていたのですが、お昼ごはんを頂くお店が下にあるので、先にそちらへ向かいます。
注意しないと通り過ぎる…ひっそりと看板が立ててあって思わず通り過ぎてしまいそう。ひとまず場所を確認して少し時間があったので先のお店を見学。きれいなカフェやお土産屋さんなどが立ち並ぶ。ん?こちらの駐車場は有料なんだ…
鯛喜でお昼ごはん。
15分前、少し早いかと思いつつお店に伺う。
大丈夫と。奥のテーブルに案内されました。
お二人でやってるのかな?テキパキとこなしていました。予約優先で、ほぼ予約のみなんですが、めっちゃタイトに予約を入れてるわけでなく、結構余裕あります(笑)予約してご飯を頂いてるこちらはゆっくりしていいのですが、飛び込みで来られた人たちは何組も断られてました。お二人なので余りバタバタとして不愉快な思いさせるより…ということなのでしょうか?関西人がら見るともったいない(笑)
鯛喜 (たいき)食べログ砂丘散歩
お店から出て前の道を渡ったところにある、木で組まれた階段を登って行くと砂丘が現れます。
砂丘に来て砂の対策など何も考えていなかったので、靴に砂が入らないように恐る恐る踏みだして行きました。
右の端の方から迂回が出来るように柵が設けてあったので、そちらのほうが砂が入らないかと考えて、そこを歩くことにしました。(後で知ったのですが、砂の対策用にお土産屋さんで草鞋が売ってました)
砂丘で目指すポイント「馬の背」と呼ばれてるところの大きさ高さを味わうには、ど真ん中を強行して登り切るのが醍醐味だとは思いますし、多くの人がそのルートで登って行きますが、私達は、右の低いところから尾根伝いに歩いて向かおうと話しました・・
少し歩いて行くと、まだあまり歩かれていないなだらかな場所があり、そこに砂の風紋が少し見ることができました。
まずは右端の尾根に到着。そこでも下に見える砂浜までは結構な高さです。風が強い。この風が砂丘を作る一つの要因かな。
さて、ここから「馬の背」に。砂浜までの斜面には歩くことで崩れて下まで雪崩れのように砂が筋を作っていきます。そうした筋が何本もあり、ないところで砂を崩して下まで続いて行くのを楽しんだり…
一番高いところに到達する手前からは急な坂が…ここだけは逃れられない (・・;
砂が入らないように慎重に…
そして、一番高い場所に到着しました。
結構広い。
砂丘を楽しむ人々が広い範囲に分散しており、各々が自分の方法で砂丘を楽しんでいました。一番急な坂を登る人々が苦戦しながらも笑顔で挑戦している様子が印象的でした (^^)
上から見て、帰るルートを決めて戻ります。ここも来た方向と逆の方になだらかに下って大きな水たまり?をぐるっとまわるように向かいます。ちょうどラクダの乗り場のあたりを目指して行きます。
砂丘からの出口の所にはベンチがあり、そこで靴を掃い、念のため靴を脱いでみましたが慎重に歩いたのが良かったのか砂は入っていませんでした。
砂の美術館
砂丘から出て、上に停めた車に向かうのに砂の美術館を通っていきます。駐車場から下に降りる時に美術館の出入り口(サブゲートというらしい)の横を通って降りてきたので、美術館に入っていけば上に出られるだろうと…
入館料は一人800円。
行ったときは第14期「砂で世界旅行・エジプト編」でした。
入るといきなりドーンと現れるルクソール神殿!
ギザのピラミッドやアブ・シンベル大神殿など古代エジプト王朝のファラオたちや当時の様子、
エジプトの歴史や文化を砂で表現しています。
砂を固めて作っているとは思えないほど細かく、また、スケールがでかい。圧倒されます。
また、なんて言いましょうか、砂とエジプトって違和感なく溶け込みますね。
大した知識のない個人的な感覚ですけど…なんかエジプトっぽい(^_^;)
2階から全体が見渡せます。
所在地 | 鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17 |
電話番号 | 0857-20-2231 |
営業時間 | 平日・日曜日 9:00~17:00(最終入場16:30) 土曜日 9:00~18:00(最終入場17:30) ※時間変更の場合があります。 |
料金 | 大人 800円 小・中・高校生 400円 小学生未満 無料 |
アクセス | ・鳥取自動車道 鳥取ICから車で約15分 ・鳥取砂丘コナン空港から車で約20分 ・JR鳥取駅バスターミナルからバスで約20分「砂の美術館前」下車 ・(土日祝のみ)JR鳥取駅からループ麒麟獅子バスで約25分「砂の美術館前」下車 |
駐車場 | 218台(無料) |
バステトという猫の神様もいました(^^)
白兎海岸 白兎神社
鳥取砂丘から車で少し走ります。
車を「道の駅神話の里・白うさぎ」に停めて道を渡った海岸に行きます。
ここが白兎海岸。白い砂浜が弓なりに連なっていて、とても美しい海岸です。
この白兎海岸が、
淤岐ノ島に流されたうさぎがワニザメをだまして気多の崎まで渡ろうとして、気づかれてしまい、皮をむかれて苦しんでいたところです。
さらに八十神たちにひどい目にあわされた、その後にオオナムチ(大国主大神)に助けられたという、神話「因幡の白うさぎ」の舞台といわれています。
道の駅から、鳥居をくぐり階段を上っていくと白兎神社があります。
先ほどの神話の続きで、出雲の大国主命(おおくにぬしのみこと)と因幡の八上姫(やかみひめ)との縁を結んだとされる「白うさぎ」が祀られ、そのことから縁結びの御利益があるとされています。
境内に続く道沿いにはかわいい白うさぎの石像が並びます。
御身洗池。ここで傷ついたウサギがオオナムチ(大国主大神)に言われて、身体を洗ったらしいです…とても濁ってましたが……
白兎神社の由緒
白兎神社は、日本最古の書物「古事記」に記される日本神話「因幡の白うさぎ」の白兎神を主神とする由緒明らかな神社で、白うさぎにまつわる御朱印やお守りなど、たくさんあります。
住所 | 〒689-0206 鳥取県鳥取市白兎603 |
電話番号 | 0857-59-0047 |
営業時間 | 社務所 9:00~16:00 |
アクセス | ・山陰自動車道 鳥取西ICから車で約20分 ・ JR鳥取駅から日ノ丸バス「白兎海岸線」で約40分「白兎神社前」下車、徒歩すぐ |
駐車場 | 道の駅「神話の里 白うさぎ」駐車場と共用(無料) 125台 (普通車111台・バス14台) |
今回は、白うさぎに関係する神社を回ってみました。古事記にもまつわる話で、まだまだ回りたいところがあります。
次の計画をしっかりと立てて、もう一度来ます。
最後までお読みいただきありがとうございました!